2016年02月06日

LASD:サービスウェポン

さて、どんな装備でもメインの武器といえば基幹の部分になりますね。
銃によってホルスターやマガジンポーチ等も変わってきますので、しっかりと選んでおきたいものです。
とはいっても制服装備だとホルスターが手に入りづらいので、逆にホルスターが手に入った銃を選ぶというのもアリだと思います。

通常アメリカの法務執行機関では支給される銃以外にも、認可された銃であれば自費等で購入して使用する事が可能です。
LASDで勤務中に使用が許可されるデューティガンは以下のとおりです。

・ベレッタ 92Fシリーズ
LASD:サービスウェポン
―92F使用例としては珍しいウェポンライトの装着された個体。

 ※92F、92FC、92FM、92F Vertec、M9、M9A1)
 92Fがひとつ前の標準支給なので写真等でも目にする機会が多いですね。

LASD:サービスウェポン

 軍用モデルのM9やレイル付のM9A1等も認可されているので、トイガンでの選択肢も幅広いと思います。

LASD:サービスウェポン


・ベレッタ 90-TWO



・ベレッタ クーガー 8045F


・S&W M&P 9mm サムセーフティ・マガジンディスコネクタ無しモデル
LASD:サービスウェポン
―M&Pを試射するLASDインストラクター

 2013年以降現行の標準支給がS&W社のM&P 9mm口径モデルです。
 最近ミリブロNEWSでも暴発関連の記事が載っていたので記憶にある方も多いのではないでしょうか。

LASD:サービスウェポン
―トレーニングクラスで使用された支給のM&P。

 約20,000挺が調達・配備されています。
 またLASDにおけるM&Pの特徴としてSUREFIRE X300U-AウェポンライトとDGスイッチが同時に支給されているようです。
 どうもこのDGスイッチを握りこんだときにトリガーフィンガーまで動いてしまうのが件の暴発事件の主な原因であるそうです。

 トイガンでのチョイスとしてはやはり東京マルイさんのガスブロM&P9やWE-TECHでしょうか。


・S&W 4506、4566、457
 若しくは
 ・スライド搭載デコッキング/セーフティレバー
 ・外装式ハンマー
 ・DA/SAトリガー
 ・最低装弾数7発
 以上の要素を兼ね備えたモデル。
 S&Wオートは2ndジェネレーション、3rdジェネレーション共にトイガンが非常にレアなのでチョイスとしては難しいですね。
 

  
・SIG SAUER P226シリーズ (DA/SAトリガー)
 ※P226、P226 Blackwater、P226 Combat、P226 Elite、P226 Elite Stainless、P226 Navy、P226 Platinum Elite、P226 SCT、P226 Tactical、P226 Two-tone
 あまり見かけませんがP226シリーズも認可されています。
 NYPD等とは違いダブルアクションオンリーでなくとも使用できますし、レイルもOKです。
 現在SIG社から販売されているP226は基本的にE2シリーズがもとになっているので、東京マルイP226E2等で良いかと思います。


・SIG SAUER P229 (DA/SAトリガー)
 ※P229、P229 Elite、P229 Elite Stainless、P229 Platinum Elite、P229 SCT、P229 Two-tone
 上記P226のコンパクト版という事でP229の使用も認可されています。
 タナカ、WE等のガスブローバック若しくは東京マルイなどのエアコッキングがリリースされています。


・SIG SAUER P220 (DA/SAトリガー・最低装弾数7発)
 ※P220,P220 Beavertail, P220 Carry, P220 Carry Elite, P220 Carry Elite Stainless, P220 Carry two-tone, P220 Carry Equinox, P220 Combat, P220 Elite, P220 Elite Stainless, P220 Equinox, P220 Match, P220 Platinum Elite, P220 Two-tone

 P220の.45口径モデルも認可されているようです。
 こちらもあまり使用例を見かけませんし、トイガンでもほぼ9mmモデルしかないのでちょっと使いづらいですね。


・HK45 (バリアント1、2、7) HK45C、 USP45 (バリアント1、2)、USP45 Compact
 H&K社の.45口径シリーズもSEB SWAT等一部で目にされます。
 制服デピュティだとほとんど見ませんが・・・・
 こちらも東京マルイ、KSCを初めとして各社から数モデルリリースされているので困る事はなさそうです。

LASD:サービスウェポン
―HK45を構えるSEB SWAT隊員(参考:ミリスマ No.5)

・H&K P2000LEM (DAOトリガー)


・ルガー(Ruger) P90


・コルト、S&W、ルガー(Ruger) .38口径リボルバー
 5/6連発の2-6インチバレルリボルバーです。
 .357フレームも認可されていますが、.38口径での使用のみ許可されます。
 流石に現在ではリボルバーを携帯してるデピュティはそうそう見かけません。


(参考:LASD Lost Hills Station http://lhs22.org/range.html)

これらのデューティガン以外にも非番中のみ携行が許可されるオフデューティガンもあるのですが、今回は割愛させて頂きます。

さて、この中でも自分はLASDデピュティ装備にあたって、現行の標準支給であるS&W M&Pを選びました。

LASD:サービスウェポン

理由はLASDで幅広く使用されているももちろんですが、サバゲーマーとしてはマガジンや補修パーツが容易に入手できる東京マルイ製品だったのも重要ですね。
またベレッタ92Fでも良かったのですが、個人的にS&Wが好きなのとベレッタ社のグリップが手にフィットせずあまり好きでないので・・・
LASD採用のM&Pはサムセーフティ無しのバージョンなので、マルイ製のM&Pのサムセーフティをオミットしています。

さらに同時支給のSUREFIRE X300を装着しています。

LASD:サービスウェポン

できればDGスイッチも欲しいところなのですが、日本でM&P用DGスイッチの流通がかなり珍しいので手に入っていません。
まあ実際のデピュティの写真を見てもDGスイッチを外して通常のテールスイッチで運用している方もいる様なので当面はこのままかと思います。
実はつい先日現行のX300U-Aの廃盤・モデルチェンジが決定し、あわてて新モデルに切り替わる前にLASD支給品と同じ仕様を買いました。

デューティガンについてはこの辺りでまとめさせて頂いて、次回からは制服デピュティのユニフォームについて書いていきたいと思います。
ご覧いただきありがとうございます。





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Posted by .308納豆  at 12:11 │Comments(0)LASD制服装備

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